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ラベル (プログラミング) : ウィキペディア日本語版
ラベル (プログラミング)
プログラミング言語において、ラベルとは特定のを表すためにつけられる識別子である。
一般に、goto文によるジャンプや多重ループから一度に抜けるときといった、処理の移動先を指定する場合などに用いられる。古典的BASICでは、行番号自体がラベルになっている。PascalCといった構造化言語では、「スパゲッティプログラム」の原因であるとしてgoto文の使用を避けるが、大域脱出などの目的で残されているため、ラベルもまた残されている。
Pascalでの例(Cでの例はgoto文参照)

procedure HogeHoge;
label 666;
var done, flag : boolean;
...
begin
while ... do begin
...
if ... then goto 666;
...
end;
666:
done := done = flag;
...
end;

また、サブルーチンのエントリポイントを明示しない言語では、ラベルが事実上サブルーチンのエントリポイントを示すことがある。
古典的REXXでの例

/
* An Example
*/
...
IF ... THEN SIGNAL fatalError ELSE CALL whatTodo
...
whatTodo: /
* ラベル
*/
ARG ...
...
RETURN
fatalError: /
* ラベル
*/
SAY 'もう駄目。落ちます。'
EXIT

== 関連項目 ==

* 行番号
* goto文
* 制御構造
* 例外処理

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラベル (プログラミング)」の詳細全文を読む



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